3流の人と群れても、一向にあなたが成長することはない。
【同じレベルの人としか、一緒に居ることは出来ない】
周囲を見渡して欲しい。
食事を摂っている人の顔ぶれを見ると、揃いもそろって同じような人たちで構成されている。
それもそのはず、中学や高校生活を思い返してみて欲しい。
勉学に励んでいる人の周りは、同じく勉学に夢中な人で集まっていた。
不良と呼ばれる少年の周りは、同じく不良の少年たちで集まっていた。
社会人になると、どうだろうか。
社長達は、社長同士でコミュニティを作っているし、冴えないサラリーマンは同じく冴えない人達で集まって居酒屋で愚痴を言っている。
間違っても、社長達が冴えないサラリーマンと寝食を共にし、価値観を共有できるとは思えない。
つまり、僕たちは幼少時代から、本質は何一つ変わっていないのである。
万が一、社長クラスや年収1憶円と呼ばれる人から、「気軽」に声がかかる場合がある。
要注意だ。
詐欺系の可能性が高い。
そもそも、そのクラスの人が身近にいること自体、考えにくい。
人口比率で言うと0.01%を切っている。
(※10,000分の1)
その上、相手がわざわざあなたに時間を取るメリットがない。
ただ、芸術系や特殊技術を持った人ならば、声がかかる可能性はある。
それでもやはり、「気軽」に声がかかることはない。
【現状から抜け出すには】
もしあなたが向上心があって、上の層の人と関わりたい、と切に願っているのならば、一つ方法がある。
それは、「あなたが現状関わりあっている人達と距離を置く」ことである。
公私ともに距離を置いて、淡々と実力をつけるしかない。
無駄と思われる飲み会は、全てお断りし、その時間で「実力というツメ」を磨き続けるのだ。
もし、周囲から「ノリ悪くなったよね。」など言われたら、あなたは「ラッキー!」と思った方がよい。
なぜならば、飲み会の出席率が少し下がったくらいで、ブーブー言われるならば、関係を絶った方がいい。
ただ、断った中に「あなたを本気で応援してくれる人」が居たのならば、実力をつけた後に、また再会しよう。
これくらいの覚悟がなければ、周囲から抜きん出ることなど不可能だ。
優しいあなたは、断るのが少し辛いかも知れない。
でも、勇気を持って断ってみよう。
すると、不思議なことが起こるはずだから。
不思議な事とは、普段出席率が悪いあなたが出席すると「珍しい!来てくれたの!」と賛美を受けることになる。
「今まで頑張って出席していたのは、何だったのだろう」と感じるくらいだ。
僕は第一情報として体験しているので、間違いない。
何事もそうだが、頑張っても、頑張っても、報われない人の特徴は、「見せ方」に差があることが多い。
ぜひ、断るところから始めてみて欲しい。
確実にあなたの人生は好転する。
【会う頻度とあなたの価値は、見事に反比例する】
僕は当時、全ての飲み会に出席し、3次会、4次会と参加し続けた。
そのおかげで、次の日は二日酔い。
もちろん、仕事のパフォーマンスなどあがるはずもない。
帰宅する頃には、疲れのピークがとっくに過ぎている為、布団にバタンキューである。
断る勇気がなく、全て受け入れていた。
反対に僕の上司がいつも涼しい顔で、成績を上げ続け、飲み会に出席した時は賛美の声があがる。
「何でこんなに違うんだ。。。」と感じ、観察し続けた結果、分かったことがある。
会う頻度と増やすと親しみは増えるが、あなたに会える価値は下がっていく、ということだった。