空気の読み方とは、相手が思っていることを優先すること
空気が読めない人は、常に自分スタンダードだ。
空気が読めない人の多くは、常に自分事としてモノゴトを捉える癖がある。
プライベートだと、
「何食べたいですか?」
「なんでも良いです」
「ラーメンどうですか?」
「ラーメンは昨日食べたので、ちょっと、、、」
ビジネスだと、「今週だと予定つきます」と言い放ったにも関わらず、「その日は予定が入っていて、、、」となる。
1対1ならば、気にならない場合があるかも知れないが、人数が多ければ多いほど、違和感は増していく。
空気が読めないと断定される状況とは、常に複数人居る場合に起こる現象である。
3日前も実際にあったが、明らかに上司と部下の構成の2人に対して、「お友達ですか?」と尋ねる勇者がいたが、その人は固定観念が強すぎて、客観視出来ていない為に起こった発言だと思う。
一瞬で空気が変わるのを肌で感じたが、当の本人は気付いていない。
気付いていないから、空気が読めないのである。
空気の読むには、一つのコツがある。
「全てにおいて、あなたの意見を混ぜない事」に尽きる。
空気を壊すのは、たいてい「あなたが」感じたことであって、客観的なことではないことが多い。
例えば友人と集まった時に、旅行の話になったとしよう。
「やっぱり旅行は、バリが良いよねぇ~」
「うん、うん、バリも良いよね!」という会話の流れの中に、「でも、バリは少し郊外でると、とっても汚いよ。」と、空気を裂くツワモノがいる。
会話の流れは、「今」バリが良いという流れになっていたのに、あなたがバリは汚いというマイナスなことを発言するべきか、どうか、が分かっていないのだ。
おそらく、「あなた自身が行った時の感想を伝えなきゃ」と思ったのかも知れない。
ただ、まずは「あなたの思い」と「周囲の思い」は違うことに気付かなければならない。
集団でいる時も「周囲の思い」に合わせて、会話を進めるべきである。
もしかすると、素直なあなたは、相手が旅行した時にガッカリしては可哀想と思ったのかも知れない。
ただその発言は、周囲がバリのマイナスな点を話し始めた時に炸裂するのであって、プラスの話の時に切り裂くものではない。
周囲の温度とあなたの温度を合わせることが大切である。
真実ばかりを語ってはいけない。
話すときは一呼吸置いて、話してみよう。
追伸
僕も当時は空気が読めないと言われ続けてきた。
だからこそ、伝えられるものがある。