安易な住宅ローンに警告!大切なのは、お金?未来?安心?【住宅の知識】
騙されるな!そんな住宅ローンの考え方が危ない!
目次
住宅ローンを安易に考えない
住宅ローンを組むことは何も悪いことではない。
ただ、分不相応なことはしない分不相応ことだ。
多くの方が「現在」の年収をベースに考え、組んでいる。
果たしてその考えで良いのか。
これだけ可処分所得が下がっている中で、本当に35年間「その支払い」で良いのか。
そこまで考えている人は、一体どれほどいるだろうか。
ほとんどいないのが、現状である。
年間数十件、ご建築頂いている僕が言うのだから、間違いないはずだ。
【年々収入が上がる】という安易な考え
30歳の方が、「現在」の年収をベースにして、「これから」徐々に年収が上がっていくはずだ、と安易に考えて組んでいないだろうか。
僕は決してそんな気軽な話はしない。
30年前の1989年の消費税は、何パーセントだっただろうか。
そう、0%→3%に増税されるころだ。
今は何%になるだろうか。
社会保険は数十年前と比べて、下がっているのか、上がっているのか、お分かりだろうか。
人生において「住宅・教育・老後」この3つの軸が人生でお金が大きくかかる。
子供の教育資金も中学くらいから右肩上がりになる。
老後資金も2,000万円とニュースになっているが、果たして足りるのだろうか。
その中で、住宅ローンを「現在の年収の割合の34%で組むべきではない」ということだ。
補足だが、3,500万円のローンを組んだだけで、利息の支払いは、800万円前後である。
つまり、トータル支払いが4,300万円になるということ。
現在、住宅を考えている方はよく考えてもらいたい。
買うのは簡単。
ただ支払い続けるのは、意外と厳しい。
何より、生活水準を落とすのはもっと厳しいはずだ。
目先だけに囚われてはいけない。
ニュースに踊らされてもいけない。
これからは、自分自身で考え抜く力が必要になる。
だからこそ、あなたに贈りたいコトバがある。
一緒に勉強していこう、という事だ。
踊らされるな!
色々なものに騙されてはいけない。
世間が言う話が正解ではない場合もある。
その裏に何が隠されているのか、を考えなければ、ずっと「搾取される側」だ。
これだけ熱心に勉強しているあなただからこそ、搾取される側にいるのは勿体ない。
お金を稼ぐことも大事。
資金を貯めるのも大事。
老後に備えるのも大事。
お金を稼ぐことは、ネットの普及で平等にチャンスが与えられるようになった。
貯金の工夫も種類がたくさんあるので、あなたに合ったものを選べばよい。
老後の資金は、「今」から「未来」の自分に向かい投資する方法もある。
常に勉強である。
色々なコミュニティを持つのも大事。
第一次情報を獲得する経験も必要。
アンテナを張り続けた先に、有益な情報がある。
未来への投資
僕個人の話だと、イデコに加入した。
イデコとは、個人型確定拠出年金のことである。
毎月23,000円までを、積立・運用をするというもの。
(サラリーマンの場合はMaxで23,000円まで)
僕は、60歳に積立・運用した約900万円のお金を引き出せるというものである。
もちろん、毎月分割で入金してもらう方法でも構わない。
つまり、個人でも退職金を積み立てているということだ。
個人的に、イデコはオススメである。
メリットは運用した場合の運用益に「税金がかからない」ということ。
デメリットは60歳まで途中で積立を引き出すことは出来ないということ。
取り扱っているところによって、手数料も違う。
最後に
ご自身で調べて、足を運んで、耳で聞く。
その上で、判断することが勉強である。
ぜひ、参考にしてみてほしい。