「不器用なヤツ」ほど、売れる。 僕はこうして営業を磨いてきた【不動産営業・住宅営業のコツ】

19歳で天涯孤独になる。力もコネもなく、残されたのは話術のみ。数字のみがモノを言う営業の世界で、最年少会社役員に抜擢。 話術は鋭利な刃物にもなれば、人を感動させる道具にもなる。紙一重の営業の極意を無料で公開。 あなたの3分の隙間時間に読んでみて欲しい。

笑い話にならない失敗【思い込みという罠】

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誰しも一度は体験したことがある失敗

目次

 

 

思い込みという罠

今から7年前の当時23歳の新人の頃だった。

何をやっても空回りして、成果など本当に出るのかと怖くて仕方がない時代があった。初就職の勤め先は、賃貸営業だった。 
 
賃貸営業とは、社用車でお客様が気にいるお部屋を見に行く事が、メインの仕事である。
物件を数件見に行くので、必然とお客様と話す量も増える。
つまり、雑談をしないと「間」が持たないということだ。
 

気が緩む『雑談』に罠が潜んでいる

 
その雑談で何度も痛い目にあってきた。
当時、1人のお客様をお部屋に案内する予定だった。
ただ、その男性は何の連絡も無く、お父様を連れて、店舗に足を運んでくれた。
 
若干、緊張する中でお部屋の案内をしていた。
案内していく中で、釣りの話をキッカケに雑談が弾んだ。
お客様も「ここにしようかな!」とお部屋が決まりかけており、全ては順調に進んでいた。
 
そこで、僕は声を弾ませながら、「お父さん!息子さんの家は、ここにしましょう!」と言った。
 
内心「セリフも決まった!」と思った。
脈を打ってるのさえも、身体で感じていた。
言い放ったあとは、お客様の口元を見ていた。 
そして、お客様の口が動いたが、その言葉のあと、僕はフリーズしてしまった。
 
「同級生ですけど」
 
お父さんではなかった。
ここから先は何を言ったかも覚えていない。
大変失礼なことをしてしまった。
思い返しても、あの時には2度と戻りたくない。
 
固定概念はいらない
 
傷つけるつもりがないのに、傷つけてしまう事が1番罪が重い。 
 
固定観念を持って、話すべきではないということだ。
 
自分の勝手な予想を、合っているかどうかも分からない内に、発言してはならない。
同じ例は、少ないかも知れないが、意外と当てずっぽうで話しているケースはないだろうか。
 
見た目で判断しない 
 
僕の上司は、実年齢より歳上に見える。
白髪混じりで、とても40歳には見えない。
 
その上司がお母様の病院に行った際に、看護師から「お父様、どうぞこちらにお掛けください。」と言われたそうだ。
 
「息子ですが。。。」と言葉を放ち、看護師さん達は、フリーズしたという。
 
先週の話である。
昔の僕と全く同じ過ちをしてしまったわけだ。
何度も重複してしまうが、固定観念でものを話してはならない。
その話を聞いてより一層、身が引き締まった。
 
 
最後に
 
失敗続きでも、諦めなければ大丈夫。
1回や2回で直る人は少ない。 
諦めず、「また至らない自分が出てしまった。直そう!」と気持ちを入れかえて欲しい。
 
そうすれば、必ず直る。
 
 
失敗しても大丈夫!立ち直りのコツ