どんなに好成績でも、酒癖が悪いだけで「台無し」である。
【お酒に飲まれてはいけない】
どんなに良い成績を収めていても、酒癖が悪いだけで帳消しになる。
酒癖というのは気を付けて直るものではない。
酔ってしまったら最後、上司や部下など関係なくなってしまうものである。
酒癖が悪い人の一つの特徴として、お酒を口にしない日中は意外にもおとなしい人が多い。
普段、真面目できっちりもしている。
ただ、お酒が入ると真逆になってしまう。
人見知りかと思いきや、間違ったテンションで絡んできたりする者いる。
その人たちを観察し続けて分かったことがある。
普段、おとなしそうにしている人は、理性で本性を隠しているのだ。
つまり、本来のその人の姿とは、「お酒を飲んだあとの姿」であることが分かった。
日頃のストレスを溜め続けた結果、お酒の力で理性が吹っ飛び、普段抑え込んでいるものが炸裂してしまう。
本当に何度も、何度も、目の当たりにしてきた。
車の運転も本性が見える。
普段の印象とは、180度違う一面を見せたりするものまでいる。
アクセルの踏み方、スピードの出し方、クラクションの鳴らし方。
その瞬間を見るたび、「本来はこういう人なのかな」と、強烈な違和感を抱いてしまう。
どちらも良いギャップならば問題ないが、酒癖・運転のギャップは悪い方に働くことが多い。
お酒の話に戻るが、酒癖が悪いと自覚があるのならば、「お酒を口にしない」と決意するべきだ。
飲まないと、ノリが悪いと思われるかも知れないが、そのうち言われなくなる。
そして何より、ノリが悪いと言われるより、酒癖が悪いほうが「悪」である。
せっかくのあなたの実力を無下にしてはいけない。
飲みにケーションは断ろう
ひと昔前は、飲みにケーションが流行していた。
▪上司 「今日は飲みにいくぞぉ!」
▪部下 (・・・今日「も」だろ。。。)
行かないと「ノリが悪い」とされ、大変だったに違いない。
個人的には、飲みにケーションは好きな人と、好きな日に、行ってもらいたい。
上司に気を目一杯つかった後に、お酒も入り、二日酔いで出勤。
あなたの体力と、知力を使いきった後に出勤したところで、仕事のパフォーマンスなどあがるはずがない。
もし、あなたがそういう風習の会社に勤めているのならば、勇気を持って断ろう。
最初の数回は誘われるが、そのうち誘われなくなる。
例え、皆勤賞で飲み会に出席していたとする。
たったの一回、出席出来ないことが続いただけで、「最近ノリ悪いよな」と囁かれる。
それならば、行きたくない飲み会は潔く断ろう。
反対に、普段出席しないあなたが、参加すると不思議なことが起こる。
「珍しい!来たんだね!」
歓迎される。
これは、第一次情報だから間違いない。
頑張っているあなたが評価されなくて、普段来ない人が評価されるのはおかしい。
ぜひ、頑張らなくて良い。
八方美人に疲れただろう。
少しの勇気を持って、断ろう。
飲み会ではなく、ランチにしよう
僕は飲み会での失言も聞きたくないし、アフター5も邪魔されたくない。
どうしても話したい場合は、その人を誘ってランチを取ることにしている。
ランチの目的は、僕の話を聞いて欲しいわけでも、一緒に美味しいご飯に行きたいわけでもない。
お昼の前向きな感情の時に、悩みごとを聞きたいのだ。
夜は愚痴の魔力があると思っている。
その魔力に僕まで引きずられるからだ。
常に前向きな話しを部下とはしたい。