「不器用なヤツ」ほど、売れる。 僕はこうして営業を磨いてきた【不動産営業・住宅営業のコツ】

19歳で天涯孤独になる。力もコネもなく、残されたのは話術のみ。数字のみがモノを言う営業の世界で、最年少会社役員に抜擢。 話術は鋭利な刃物にもなれば、人を感動させる道具にもなる。紙一重の営業の極意を無料で公開。 あなたの3分の隙間時間に読んでみて欲しい。

現実社会では、出る杭は打たれない!? 

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出る杭は、打たれる

 

目次

 

 

「出る杭は、打たれる」と良く耳にする。

意味はご存知の通り「頭角を表すものは、他の者から邪魔される」という解釈だ。
 
ただ、現実世界では少し違う。
実力がある人の邪魔するのは、極めてリスクが高いうえ、仕返しが自分に返ってくる可能性がある。その為、ビジネスにおいて頭角を表すものは、邪魔されていなかった。
 

出る口は、打たれる

 
ただ、一文字違いの「出る口は、打たれる」ということが分かった。
 

新人時代

 
僕は、今から7年前の23歳の時に、その事実を知った。
初就職の入社式で、新人は1人ずつマイクを持ってコメントしていく。
20名近く同期がいた。その同期のコメントは大人だった。
「少しでも皆さまのお役に立てるように頑張ります」
「足を引っ張らないように、精一杯努力します」
 
その当時、僕は「皆んな同じコメントかい!つまらないな!」と思っていた。
そして、僕にマイクが回ってきた。
 
IT社長のような自信満々の顔で、「最短でトップになります。みなさん宜しくお願いします。」と言葉を放った。
 
静寂の中で、内心「決まった!」と思った。
 

大口をたたくと反感を買う

 
その後、配属先が決まり、初出社を迎えた。
元気良く「おはようございます!」と声をワントーンあげて、挨拶した。
反応が悪い。
席に着き、「パソコンはどこですか?」と聞いた。
その返答に驚いたが、何と「僕にはパソコンがなかった」のだ。
 
理由は至ってシンプルで、「最短でトップになる人は、パソコンが無くてもトップになれるだろ」ということだった。
 
身体に力が入らなかった。
この時に、悟った。
「大口を叩く奴が、反感を買い、叩かれるのだ」ということを。
 
 
某有名大手の不動産だ。
僕がもちろん悪いのだが、違う観点でみると、大人気ない人が多かった気がする。
しかし、そのおかげで、短期間に「力」がついた。
 
 
 

最後に

 
パソコンがない状態でもトップになれたのは、「パソコンが必要な状態」を創ったからである。誰よりも早く出社して、人のパソコンを借り、誰よりも電話に出た。
 
何故そうしたかというと、「お客様がいれば、パソコンを使わざるおえない状態になる」からだ。もし諦めていたら、雑務に追われ、パソコンを使う事はなかった。