「不器用なヤツ」ほど、売れる。 僕はこうして営業を磨いてきた【不動産営業・住宅営業のコツ】

19歳で天涯孤独になる。力もコネもなく、残されたのは話術のみ。数字のみがモノを言う営業の世界で、最年少会社役員に抜擢。 話術は鋭利な刃物にもなれば、人を感動させる道具にもなる。紙一重の営業の極意を無料で公開。 あなたの3分の隙間時間に読んでみて欲しい。

営業力アップに欠かせない、日々の観察力【営業の話し方】

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営業力は、観察力を養うこと

 

目次

 

 

説明をする際に重複して、同じ内容を話す場合がある。

その際に「(溜息をつきながら)もう一度言いますが、、、」と言ってはいけない

 

なぜならば、「もう一度いいますが」と言うことによって(あなたは理解力ないね!)と伝えていることに気付いて欲しい。

とても失礼な言い回し方だ。

こちらがプロで、相手側が素人だった場合は最悪だ。

相手側は「二度とこの人と関わりたくない」と心に誓うからである。

悪意をもって言う人は少ないと思うが、気付かないで発しているのが一番タチが悪い。

 

無意識な発言に注意

 

大人になると、注意をしてくれる人も少なくなっていく。

悪い意識がない為、関わる人すべてに言ってはいけない「前置き」をつけてしまう。

人を傷つける瞬間は、意外に無意識な発言が多かったりする。

では、注意してくれる人がいない場合に、どのようにして気付けば良いのだろうか。

 

それは、「相手の顔の表情を、注意深く観察する」ほかない。

 

相手と対峙すると緊張して、上手に顔が見れないという人は、社内のスタッフから実践してみて欲しい。

社内の部下や上司を観察するだけで、格段に成長できる。

 

変化を観察する

 

よほどの話術のプロ(弁護士など)以外は、目・眉・唇に変化が表れる。

 

目を動かさず「ジッと見られている」ならば、イラっとされているかも知れない。

眉が「一瞬、中央に寄った」ならば、嫌な思いさせたかも知れない。

唇を「一文字にグッと力が入った」ならば、何かを我慢したのかも知れない。

 

 

人によって癖が違うものだ。

表情心理学を参考に勉強にするのも良いが、それは基礎として覚えておく程度でよい。

 

それよりは実践を重ねて、学んでいくほうが効率がよい。

 

表情から動作に目を向ける

 

実践したが、「顔の表情では分からなかった」という人がいるならば、身体の動作に目を向けて欲しい。

 

 

恥ずかしいと、鼻をつまむケースがあったりする。

悩むときは、顎に手を持ってくるケースがあったりする。

困ったときは、頭を掻くケースがあったりする。

 

その人の全てを観察する勢いで「観る」のだ。

 

人間観察で養う

 

僕は社外でも観察をしている。

カフェにいるときに人間観察をするのも好きである。

例えば、サラリーマン二人が向き合って何かを話している。

「どちらがお客様かな?」など思い、観察する。

 

声は聞こえないが、「頭のうなずく回数が多い方がお客様かな?」と思ったりする。

どちらが正解かを証明するのではなく、観察する習慣を身に着けて欲しい。

 

恋人がいる人は、恋人とクイズ形式で練習するのもよい。

「あの二人はカップルか、カップルではないか」など、正解のないクイズをしてみて欲しい。

実践すると、きっと驚くはずだ。

 

女性の観察力

 

それもそのはず「女性の観察力」は、ずば抜けている。

 

男性にはない観点で物事を見ているのだ。

とても説得力があり、毎回深く考えさせられる。

恋人ではなくても、異性の友人でも良い。

とにかく、「女性の観察眼」は目を見張るものがある。

 

クレームは女性が多い

 

ビジネスのクレームにおいて、驚くべき事実がある。

それは、接客対応のクレームは奥様からが7割であるということだ。

ご主人からのクレームが多いように思えるが、実際はそうではない。

それほど、言葉や振る舞い方に意識が向いていて、感性が鋭いということである。

ぜひ、相手が何にイラっときているのか、イラっときた瞬間は何が原因なのか、を考え抜いて欲しい。

 

一人では、気付かないことが多い。

だからこそ、周りの協力を得て、相手にイラっとさせないよう気を付けて頂きたい。

無意識な失礼に気づき、周囲を笑顔で飾っていただきたい。

 

最後に

 

人の観察をし続けると、人と初めて会うとき不思議な体験をすることがある。

それは会った瞬間に、相手の性格が頭にスッとインストールされる時がある。

そして、「こういう時、○○な行動されます?」と質問すると、絶句されることも一度や二度ではない。

 

ただ、使い方に注意は必要だが、使い方を間違わなければ、一瞬で仲良くなれる。

仲良くなったうえで、長いお付き合いも可能になるのだ。

 

なぜならば、相手をイラっとさせない感覚を身に着けているからである。

観察とは、良いこと尽くしである。

 

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