営業マンは日本語を味方にする【営業の話し方】
営業マンは、日本語を味方にする
目次
1文字だけで印象が異なる
たった一文字でも印象が、180度変わる。
・あなた「が」好きです。
・あなた「も」好きです。
後者を恋人に言うと、激怒されるかも知れない。
ただ、友人に言ったとするならば、「あなたの周りも好き」という意味になり、印象がアップになるかも知れない。
「が」は単体を指し、「も」は関係者まで指す。
※そんなの分かっていると思うかも知れないが、意外と出来ていない人が多い。
絶望的な言い回し方
同じ話でも言い方で、180度変わる。
旅館に電話した時(実体験)
「禁煙のダブルベッド空いていますか?」
・本日は喫煙のダブルベッドしか空いていないです。
・本日は喫煙のダブルベッドをご用意させて頂いております。
※どちらも、「喫煙のお部屋」しかない事実は同じ。
前者は絶望を与え、後者は希望を与える。
どちらにしても、同じ事実を言わなければいけないのなら、印象が良い方がいい。
日本語は、とても難しい。
だからこそ、意識して使い分けている人との差が激しい。
ぜひ使いこなして頂きたい。
※文章の最後を「否定形」ではなく、「肯定形」に変える。
以上のように、成功する人は言葉選びによって周囲を笑顔に変え、豊かな人生を歩んでいる。
発するタイミング
その人たちを観察すると、もう一つ大事なことに気づく。
それは、発するタイミングも良いことだ。
先ほどの例だと、「本日は~ご用意させて頂いております。」の返答スピードを1秒以内にすることである。
せっかく良い言葉選びが出来たとしても、「え~っと、、、」では、お話にならない。
また、悩んだ挙句に、先ほどの否定形を発信したとする。
その場合、お客様は二度とその旅館に足を運ばないだろう。
間延びすると、会話の新鮮度が直角に落ちていく。
即答力
良い返答は1秒、いや0.1秒で答える気持ちでいるべきである。
中には「そんなすぐには答えられないだろう」と言う人もいるだろう。
それは、あなたの準備不足にほかならない。
プロの最低ラインは、あらゆる質問を想定した上で準備をすることである。
それが出来ていないのだとしたら、まだあなたはプロではない。
即答力とは、圧倒的な準備のうえに成り立っている。
その上で、あなたの言葉選びまで冴えていたらどうだろうか。
そのお客様は、あなたにメロメロである。
ぜひ、あなたを囲う人たちを魅了し続けて欲しい。
輝いた毎日が待っている。
最後に
このコツのおかげで、成績が落ちることは一度もなかった。
もちろん現在進行形で成果を上げ続けている。
実践してみて欲しい。
次は、あなたの番である。