成長するOutputのコツ~Inputのみは、ただの趣味である。
INPUTの直後に、OUTPUTしよう
インプットしたあとに、すぐアウトプットをするべきである。
多くの人がインプットを目的として、満足して終わってしまう。
例えば、同じ能力の人が2人いたとする。
一人は、インプットをひたすらし続け、年間100冊ビジネス書を読破。
もう一人は、10冊しか読まなかったが、インプット直後に「出来そうなことを即実践」。
どちらが、成長しただろうか。
そう、お分かりの通り「後者」である。
なぜならば、前者は「知識量が増えただけ」なのに対し、後者は「知識という武器を使いこなせる」ようになるからだ。
いくら知識がついたところで、日常に落とし込まない限り意味をなさない。
「その手法、知ってる、知ってる!」と、いくら叫んだところで、実践しなければ「宝の持ち腐れ」である。
せっかく努力して知識を得たのに、多くの人が実践しない。
非常に勿体ない。
アウトプットの効率的なコツだが、
インプットした直後にアウトプットするのが理想だ。
インプットとアウトプットの時間が短ければ短いほど良い。
なぜならば、インプットした瞬間から鮮度が下がり始めるからである。
鮮度が下がった上に、時間が経つと自分に都合の良い解釈に変わるのだ。
本来の目的からズレてしまうと、効果は驚くほど出ない。
本から得た知識や、人から得た貴重な情報、全てにおいて「手段」でしかない。
あなたにとっての目的を明確に見据え、目的達成に向けて、思う存分、力を出し尽くして欲しい。
目的と手段を履き違えない
目的と目標と手段をしっかり理解しなければ、努力しても上手くいかない。
簡単な例で説明すると、
国家試験を合格することが、目的。
国家試験の合格点〇〇点を取ることが、目標。
その為には、毎日3時間勉強することが、手段。
本来なら、5時間勉強が必要なところを3時間に圧縮する勉強法が、手法。
いくら、「私!毎日、5時間勉強したんです!でも、合格しなかったんです。」と、叫んでも意味がない。
そういった人は、「毎日、5時間勉強する事」が、目標になっていたりする。
あくまでも、国家試験に合格する事が目的であって、勉強時間や勉強法を目的にすべきではない。
強く自分自身の中に、目的を設定しないと、途中でブレてしまう。
大事なのでもう一度、強く意識して欲しい。
「何の為に、インプットしているのか。」
「何の為に、アウトプットするのか。」
目的と目標がないインプットは、ただの趣味である。
もし、あなたが何かで「プロ」になりたくて、頑張っているのだとしたら、趣味で終わらせるのは勿体ない。
努力が出来る人ならば、心底、報われて欲しいと思う。
目的を見据えた正しい努力で、人生を勝ち取って欲しい。
正しい努力とあなたの土俵
厳しいことを言うが、
もし、「努力が出来ないんです。」という人がいたならば、その土俵にあなたは向いていない。
正直、努力とは「頑張ってするものではない」と、思っている。
「気づいたら、他の人の何倍もやっていた!」くらいが、正しい努力だと思っている。
無理矢理インプットをしても、入っていかない。
あなたが、「気が付いたら」人の何倍も頑張れる土俵で、インプットとアウトプットを繰り返してみて欲しい。
必ず、日の光を浴びることが出来る。